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2008-11-28(Fri)

とある魔術の禁書目録2

ふとしたきっかけで、とある魔術の禁書目録 第2巻を読み直した。
初めて読んだのは数年前だった気がするけど、詳しくは覚えていない。

この巻は読んでいて、ものすごく違和感を感じた。
今回の舞台(建物)の設定は、世界の人と物を二つに分け(作中では表と裏と表現)、その<表>と<裏>は互いにいかなる干渉もできないと言うものだった。
作中では具体例として、歩くときの様子が出ていた。
歩くとき、足を地面に下ろすと、地面と自分に等しく体重掛かる(作用反作用)
ところがこの舞台では、主人公たちと地面(床)は違う世界に属するという設定のため、地面に一切の力が加わらず、自分に帰ってくるために歩くと普段の2倍疲労すると言うものだった。

さて、ここで問題がある。
移動するためには、推進力を得なければならない。
歩いての移動なので、基本的には地面との摩擦力。
摩擦力は、物体に力を加えることで、その逆方向に作用する力のこと。
前に進むためには、地面に後ろ向きの力を加える必要がある。
先の設定により、地面に力を加えることはできない。
よって、前に進むことはできない。

なのだが、どういったわけか、主人公たちは普通に歩いて行く。
まぁ、そうしないと話が進まないのだけど。
歩けると言うことを認めると、設定がおかしいか、例外があるという結論になる。
電波の件もあるし、おそらくは例外なのだろう。

否定的な内容を並べているが、別にこの本が嫌いなわけではない。
作者は少々文章が下手で、説明が下手で、「つまり」と書くがまったく詰まってなかったり、例文を出せば出すほどなぞが深まったり、強引な文章の水増し具合がひどいけど、世界観はなかなか好きだ。
ただ、なんだかんだと理屈をこねている本なのに、突っ込めるところを作中でフォローしていないと言うのは、ちょっと残念に思った。


懲りずにまだまだ突っ込んでみる。


歩くこと続いて、重大なのが空気の問題。

<表>と<裏>どちら側に属していても、人間が生きるには空気が必要だ。
もし空気が共有だとしたら、<裏>側で酸素を多量に使えば、<表>側の人に影響が出る(炎の魔術は酸素を消費すると1巻に記述がある)
そう考えると、空気にも<表裏>の設定がされているはずである。
このとき本来の体積(建物の容積)の空気を2等分しているのだろうか?
しかしそうなると、空気圧が半分になる(海抜5~6000mの大気圧に相当)
地上にいながら、高山病になれてしまう。
ポテチを持ってたら、膨張を通り越して破裂しかねない。
また、空気の<表裏>設定してから初めて建物の出入り口を開放したときに、外から空気が大量に流れ込んで爆風を生むだろう。
この後<表裏>ともに1気圧に戻るが、ひとつの体積に空気が2倍存在していることになる。

物語の途中、主人公たちの頑張りにより、<表裏>の設定が解除される。
上記前提を踏まえると、その瞬間建物の内部の気圧は倍の2気圧になっていることになる。
窓や出入り口など、比較的圧力に弱い部分は外側(1気圧)に向かって破裂するだろう。
逆にもしそれらが頑丈だった場合、急激な圧力増大を受け、建物の中の人は鼓膜が破れたり大変なことになる。
ところが、それに関する記述は一切無い。

これを解決する可能性はいくつかある。
 1.そもそも空気は<表裏>設定されていない
 2.強力な換気機構がある
 3.学園都市の人間と魔術師は2気圧に耐えられる人間だった
 4.<裏>側の空気は<表裏>設定解除の瞬間消え失せるか。

1.は、空気は酸素の消費問題のほかに、<裏>で人が移動すると空気が動くため<表>に影響がでると言う問題や、空気は熱を伝播するという問題があるため、これを否定するわけには行かない。
2.という線も十分に考えられるが、何の影響も出さずに減圧するのは、いくら科学が進歩した世界とは言え不可能だろう。
最後に残った超人間か空気消滅か、という2つのうち、どちらの可能性が高いかと言えば、まぁ後者だろう。

しかし、その場合空気はどこへ行くのだろうか。
その辺も魔術ってやつで説明放棄できちゃうのだろうか。
今までに熱量などのエネルギー保存を無視しているし、いまさら物質が消えてもおかしくは無い。


電波(電磁波)の問題。
作中では携帯電話を使用している。
そこから推測すると、電波は<裏>側から建物の外に届くようだ。
電波は壁を透過している可能性がある。
透過は例外なのかもしれない。
ただ、電波にも物理作用があるので、そこはどうなのかと言う問題はある。
歩く問題と含めて、電波については文中で明示されているし、これも例外なのだろうか。
電磁波を利用した魔術と言うものがあるとしたら、あっという間に結界は崩壊することだろう。

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